無免許運転で逮捕の29歳無職の女、身体検査すり抜け留置所で覚醒剤入り注射器を持ち込む
福島県警が昨年11月、道交法違反(無免許運転)容疑で逮捕した無職女(29)が、身体検査をすり抜け、いわき中央署の留置場に覚醒剤の水溶液入り注射器を持ち込んでいたことがわかった。
逮捕後、女性署員2人が女の衣服や所持品を調べたが、発見できなかった。県警は「適正に検査しており、懲戒処分には該当しない」として、2人と留置管理責任者の署員に業務指導を行った。
県警監察課などによると、女は昨年11月21日、同県いわき市で無免許運転をした疑いで現行犯逮捕され、留置された。翌日、署員が、留置場で針のない注射器を発見。中には覚醒剤の水溶液が入っており尿検査をしたところ、女が以前に覚醒剤を使用したことが判明した。
女は道交法違反と覚醒剤取締法違反(使用)で起訴され、現在、公判中。