京都で脱法ドラッグ店を初摘発 経営者辻勝容疑者(38)ら2人を逮捕
指定薬物を含む植物片を販売したとして、京都府警組対3課と中京署は24日、薬事法違反の疑いで、京都市中京区丸太町通高倉東入ルの脱法ドラッグ店「クラージュ」の経営者辻勝容疑者(38)=山科区勧修寺西金ケ崎=と同店手伝い鳥居知寿容疑者(37)=左京区川端通三条上ル=を逮捕した。脱法ドラッグ店の摘発は府内で初めて。
府警の説明では、辻容疑者らは「規制のかかっている商品を売ることはない」と容疑を否認している。
同店は京都御苑(上京区)南側のビル2階にある。昨年7月に営業を始め、約45種類の脱法ドラッグを販売していたという。
逮捕容疑は昨年12月25日、2種類の指定薬物を含む商品1袋(約3グラム)を男性客に4500円で売った疑い。
府警によると、男性客に販売した商品から覚せい剤に似た作用のある成分を検出。同店でドラッグを購入した2人が体調を崩して救急搬送されたという。