酒井法子、音楽フェスに出演=薬物事件から初の香港入り、14年ぶり歌声?―香港
歌手で女優の酒井法子が、2014年3月28日に開催の「香港アジアンポップ・ミュージック・フェスティバル」に出演することを主催側が明らかにした。香港文匯報が伝えた。
国際レコード産業連盟(IFPI香港)主催の「香港アジアンポップ・ミュージック・フェスティバル」は、アジア7カ国・地域から人気歌手や期待の新人歌手を集めて行われる。今年で4回目を迎え、今月28日に香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催予定。
11日、フェスティバルの組織委員会は出演者リストを発表し、歌手で女優の酒井法子、韓国のダンスボーカルグループ・BIGBANGメンバーのV.I(スンリ)を招待していることを明らかにした。
かつて中華圏でもトップアイドルとして、絶大な人気を誇った酒井法子。2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕され有罪判決を受け、執行猶予が開けて芸能活動を再開したが、その間も中華圏メディアは彼女の動向について高い関心を示してきた。
酒井が香港を訪問するのは、事件が発生して以来、初めてのこと。同フェスティバルのステージで、酒井が歌を披露するのかについては明らかではないが、もし歌った場合、2000年に開催されたコンサート「Asia2000~Words Of Love~」以来、14年ぶりのこととなる。
香港メディアでは、酒井が再びチャンスをつかむべく、積極的に中国語を学んでいると紹介。今回の香港入りおよびその成果は、「彼女の未来にとって大きな意味がある」と伝えている。