覚醒剤密輸容疑 仏国籍の女逮捕
末端価格数億円の覚醒剤と合成麻薬MDMAを密輸したとして、覚せい剤取締法違反などの容疑で、フランス国籍の女が警視庁に逮捕されていたことが9日、捜 査関係者への取材で分かった。
東京地検が同法違反(営利目的輸入)罪で起訴しており、警視庁は密輸ルートの解明を進めている。
捜査関係者によると、女はフランス国籍の自称写真家、イザベル・レスリー・カンプス被告(51)。「中身が何か知らなかった」などと供述し、容疑を否認 しているという。
カンプス被告は1月9日、羽田空港に到着。かばんに覚醒剤約2キロとMDMA約2・6キロを隠していたという。