覚醒剤7000万円分所持 容疑で無職男を逮捕 神戸
密売用の覚醒剤約900グラムを所持していたとして、近畿厚生局麻薬取締部神戸分室が覚せい剤取締法違反容疑で、住所不定、無職、桑島大輔容疑者(34) を逮捕し、神戸地検が起訴していたことが12日、分かった。
覚醒剤は約4万5千回分の使用量に相当し、末端価格は約7千万円とみられる。「商売するために 持っていた。関東から仕入れてきた直後だった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は1月21日、大阪市東成区内の路上で、紙袋に覚醒剤を入れて所持していたとしている。
同分室によると、桑島容疑者が覚醒剤を密売しているとの情報が寄せられ、捜査していた。同分室は桑島容疑者が約1年前から阪神間を中心に密売を繰り返していたとみて、入手経路などを調べている。