【脱法ドラッグ】性行為目的で悪用されるケースが増加
埼玉県・S市のアパートの2階の一室で、長らく音信不通であったA子さんが見つかった。A子さんの親族らが居場所を突き止め救出したのだ。発見時、A子さんは廃人のようで、覇気もなくベッドに座り、足元にはリストカットでできたと思われる血だまりがあった。薬物の過剰摂取とみられる症状だった。脱法ドラッグの流通に伴いこのようなケースが多数起きているという。
◆知らずに投与され、性奴隷にされる例も
今、女性を監禁したり、性奴隷にしたりするため脱法ドラッグを悪用するケースが増えている。
渋谷のラブホテルでは、脱法ハーブを吸った女性が意識不明の状態で救急搬送され、病院で死亡した事件が起きた。
「女性は渋谷のデリヘル嬢で、一緒に吸っていたのは客の男です。昔から客が薬物を使用して性行為をするケースはありましたが、脱法ドラッグがはやりだしてからは急増しています。客から知らずに投与されたり、女のコもドラッグと知って性行為を楽しんだり。それをキッカケにハマり、言動がおかしくなったり、ガリガリに痩せ細り、使いものにならなくなるコもいるので、注意を払っているところです」(近隣の風俗店店長)
また、取材を進めるにつれ、脱法ドラッグは睡眠薬や向精神薬などと併用することで効果が高まる傾向にあるとわかった。
「覚せい剤系の脱法ドラッグは睡眠薬や向精神薬と一緒に使用すると、効果が加速度的に上がり、精神を破綻させます。個人差はありますが、飲まず食わずでドラッグをやれば、早ければ3日で精神破綻、幻覚幻聴が加速度的に上がり、結果、痩せ細り、廃人状態になります」(脱法ドラッグ製造業者)
このように、脱法ハーブや脱法ドラッグを使用している人が急増しているのだ。危険だと分かっているにもかかわらずなぜ手をだしてしますのだろうか...。
普通の性行為に少し毛が生えたぐらいかもしれないが、媚薬を使った性行為のほうが健全に体にも負担がかからずにできるのに。
快感の違いはあるだろうが、体を破壊したくない人は、媚薬で楽しむぐらいにしておこう。