【中国】風邪薬から覚醒剤作ろうとして失敗・爆発、2人負傷
重慶市長寿区で11月、男3人が風邪薬から合成覚醒剤(かくせいざい)のメタンフェタミンを合成しようとして失敗し、爆発事故を起こしたことが分かった。重慶商報が報じた。
爆発で、2人が顔などに大やけどを負った。家族や治療を受けた病院には「工事現場で、建設用機械の燃料が漏れて爆発した」と説明していた。
3人はその後、四川省成都市で違法薬物を入手し、密売した。交通警察官が通行車両の検査をしていた際に、タクシーの乗客の様子がおかしいことに気づき、調べた結果、薬物を使用していることが分かった。同乗客の自供にもとづき捜査した結果、違法薬物の販売ルートが発覚。
容疑者の身柄を拘束して取り調べた結果、「爆発事故」を起こしていたことが判明したという。3人は、インターネットに掲載されていた「風邪薬からメタンフェタミンを作る方法」を見て、自分たちで合成しようとした。成都市からのルートで仕入れた違法薬物を密売して得た金で、改めてメタンフェタミンを合成しようと準備していたという。
via – Searchina