
東京都武蔵野市吉祥寺本町2の路上でアルバイトの山田亜理沙(ありさ)さん(22)が刺殺された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された無職少年(18)の所持 品から脱法ハーブとみられる植物片が見つかったことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策2課は植物片の鑑定を急いでいる。
捜査関係者らによると、少年が警視庁に出頭した際、所持していたバッグから微量の植物片が見つかった。友人の一人は「年末ぐらいから
脱法ハーブ吸っていたようだ」と証言。事件の動機となった可能性もあるとみて調べている。
一方、山田さんの見つかっていなかったキャッシュカードについて、少年は「逃げる途中で落とした」と説明しているという。同容疑で逮捕されたルーマニア 国籍の少年(17)が身柄を確保された際に所持していた他人の財布は、事件後にファストフード店の客から盗んだものだったことも分かった。