
磐田署と県警薬物銃器対策課は14日、埼玉県朝霞市浜崎1、衣類販売業、清家康之被告(46)=覚せい剤取締法違反の罪で起訴=を同容疑で再逮捕し、仲間の男の自宅から静岡県内の昨年1年間の全押収量216グラムを超える覚醒剤約280グラムを押収したと発表した。
再逮捕容疑は、清家容疑者は埼玉県富士見市東みずほ台2、無職、工藤広祥(ひろなか)被告(47)=同罪で起訴=と共謀し2月20日、工藤被告の自宅で覚醒剤約280グラムを販売目的で所持したとしている。
清家容疑者は、愛知県豊川市中条町河原堂、クリーニング店員、寺部加奈子被告(34)=同罪で起訴=に宅配便で覚醒剤1グラムを譲渡したとして逮捕、起訴されていた。同署によると、寺部被告は覚醒剤1グラムを3万円で購入し2月13日に宅配便で受け取ったとされる。
清家容疑者が
覚醒剤の売買などを首謀し、工藤被告は指示されて発送などを行っていたとみられる。県警は小分けされた覚醒剤のほか
乾燥大麻約300グラム、注射器約430本なども工藤被告宅から押収した。