
覚醒剤などの密売を繰り返したとして、麻薬特例法違反などの罪に問われたイラン国籍のランジバル・モハンマッド被告(42)に対する裁判員裁判の判決公 判が19日、京都地裁で開かれた。
樋口裕晃裁判長は「密売意欲は顕著」などとして、懲役10年、罰金500万円、追徴金約1655万円(求刑懲役14年、 罰金600万円、追徴金約1655万円)を言い渡した。
またランジバル被告は12日の初公判で、樋口裁判長に対し「ちゃんと仕事しろよ」「殺してやる」などと暴言を吐いた。このため樋口裁判長は19日の判決 公判後、「法定等の秩序維持に関する法律」に基づき、秩序を乱した人を裁く「制裁裁判」を非公開で開き、法廷の威信を傷つけたとして、監置5日間とする処分を決定した。
「監置」は裁判所が科する制裁の一つで、監置場に留置される。法曹関係者によると、制裁裁判が開かれたり、監置が科されるケースは珍しいという。