【異例】業務上過失傷害容疑で危険ドラッグ店捜索 大阪府警
危険ドラッグを客に販売する際、使用上の注意説明を怠り薬物中毒を引き起こした疑いがあるとして、大阪府警薬物対策課と東住吉署は21日、業務上過失傷害容疑で、大阪市東住吉区杭全(くまた)の販売店「ドリーム」を捜索し、危険ドラッグとみられる粉末や植物片など165点を押収したと発表した。販売店の捜索で同容疑が適用されるのは異例。薬事法違反容疑で捜索する場合、販売商品などの成分を調べる必要があり、鑑定には数カ月かかる。
今回は購入客が立て続けに救急搬送されたことや、店の周辺住民から取り締まりを求める声が強く、業務上過失傷害容疑で捜索した。
捜索容疑は10月6日と19日、堺市と奈良県に住む20代の男性2人に、吸引すると薬物中毒を引き起こす可能性を説明せず危険ドラッグを販売し、薬物中毒を引き起こしたとしている。
府警によると、2人は購入から間もなく使用したとみられ、暴れたり嘔吐(おうと)したりした後に路上で倒れ、救急搬送された。
via – Yahoo News