危険ドラッグを密輸 麻薬取締法違反容疑で「工場」経営者を逮捕
中国から危険ドラッグを密輸したとして埼玉県内のマンション一室にあった国内最大規模の「工場」が摘発された事件で、県警薬物銃器対策課などは20日、麻薬取締法違反(営利目的所持)の容疑で、東京都足立区の学習塾経営、遠藤満春容疑者(37)を逮捕した。同課は遠藤容疑者が工場の実質的経営者として、昨年秋の3カ月間だけで約7千万円の利益を上げていたとみて調べている。
逮捕容疑は、東京都杉並区のアルバイト、馬場雄二容疑者(27)=同容疑などで逮捕=らと共謀し、営利目的で、今年1月14日に埼玉県川口市のマンション一室で、麻薬成分を含んだ危険ドラッグの植物片を所持したとしている。「全く関係ない」と容疑を否認している。
同課によると、工場を家宅捜索した結果、遠藤容疑者に送られた昨年9~11月分の収支報告書のメールなどが見つかったという。工場は遅くとも平成25年11月ごろには稼働していたとみられ、今後、危険ドラッグの販路などを調べる。
via – 産経ニュース