田代まさしが現在の心境を語る! 夢は芸能人をシャブから守ること!? 【3】
――近藤さんから見て「この人、やってるな」って見分ける方法はあるんですか?
近藤 「『焼き肉食いに行こう』って誘って『イヤだ』って言ったら。脂っこいの、入らなくなるの」
――へぇ~、そういうものなんですか。
田代 「ダルクって自分に正直になるから、自分から『1週間前に使っちゃいました』って自己申告するの。ダルクに来てるってことは『やめたい』ってことだから。正直に、ミーティングで言うから」
近藤 「ダルクで一番まずいのは、警察に連絡することだよな。30年間、僕一回も警察に連絡したことないから」
田代 「『この人、やってる』ってわかっても?」
近藤 「わかっても言わない」
――「来てる限りは、やめる意志がある」ってことですか?
近藤 「そう。失敗した時に逮捕されちゃったら、ダルクになんの意味もないじゃないですか? 警察は、取り締まりをドンドンやればいいんですよ。でも、ダルクはやめたくて来るんだから。『あいつやってる』『こいつやってる』って言ってたら、成り立たなくなっちゃうよ」
田代 「俺がクスリを買ってたジャンキーのヤクザの人がいるんだけど、俺がダルクと繋がったらダルクにその人もいて『もう俺は4年もやめてるから、マーシーもやめられるよ』と言われた時は、凄いなぁと思った。やめようって指切りしようと思ったら、そのヤクザに指がなくて(笑)。小保方さんが『STAP細胞はあります』って言ってましたよね。僕は、あえて言います。『回復はあります!』」
(場内 拍手)
吉田 「そもそも、盗撮自体はお好きなんですか?」
田代 「もう正直に言うけど、いまだにミニスカートの女の子を見るとドキドキする」
いきなり、とんでもないトークから始まってますが……。
吉田 「前の時はテリー伊藤さんの関係で地上波解禁の道ができてた時に捕まって、お蔵になったんですよね。なんであのタイミングでやっちゃうかなぁって思いました」
田代 「う~ん、あの取材の時期も使ってたから」
吉田 「そういうことですよね。でもあの時、確か診察書とか出してましたよね。やってませんみたいな」
田代 「あれ、ちょっと前のやつだったんだよ。日付わかんないようにしてたんだけど(苦笑)」
吉田 「地道に頑張ってようやくあそこまで来たところなのに、どこかで慢心が出ちゃうんでしょうか?」
田代 「慢心? う~ん、シャネルズでデビューして、顔に靴墨塗って、次は泥を塗ったってことなんだけど(苦笑)。……あれ?」
吉田 「クスリをもう一回やることを『スベる』って言うみたいですけど、こういう意味でも今スベりましたね(笑)」
田代 「そっちの『スベる』か!」
吉田 「さっきも、会見でASKAさんの話が出たら思いっきりニュースになってましたけど」
田代 「そうなんだよ。あんまりフザけると怒られちゃうけど、このチャンスに『チャゲ&マーシー』でデビューしちゃおうかな?」
(場内笑)
――チャゲの方を巻き込むんですか(笑)?
吉田 「ギャグを言いづらい時代ですけど、ギャグを言ってほしい思いはあるんですよ。毎回、そこを格闘するじゃないですか」
田代 「格闘するよ。みんなの笑顔を見たいし、楽しんでもらいたいっていう思いはすごい強い。だけど、それが度を越すと『反省してない』ってなっちゃうし」
吉田 「真面目にやると、『つまんない』ってなっちゃうし。場によってですよね」
田代 「それを見分けるのは、どうやってやればいいの?」