<大麻所持容疑>京都府警巡査を逮捕
自宅で乾燥大麻を所持していたとして、兵庫県警薬物銃器対策課などは12日、京都府警伏見署警務課留置管理係の巡査、島村亮容疑者(32)=大津市竜が 丘=を大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。自宅からは覚醒剤とみられる微量の粉末がついたポリ袋約30袋が見つかり、覚せい剤取締法違反(使 用)容疑でも調べる。
逮捕容疑は同日、自宅でポリ袋入り乾燥大麻約4グラムを所持していた、とされる。同課によると、「自分で使うためだった」と容疑を認めているという。
別の覚せい剤取締法違反事件の密売先を捜査する過程で島村容疑者が浮上。この日、同法違反(譲り受け)容疑で自宅や伏見署などを捜索した。島村容疑者が立ち会い、脱法ハーブとみられる植物片やパイプも押収した。
京都府警によると、島村容疑者は2008年10月に採用され、10年11月から伏見署地域課に勤務。今年3月、同署警務課留置管理係に異動した。山根弘行首席監察官は「勤務態度に問題があったとは聞いていない。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」と話した。