
大分市教育委員会は16日、市民図書館に勤務する男性の主任職員(38)が、禁止薬物に似た効き目がある「脱法ハーブ」を使用していたとして、停職6カ月の懲戒処分にし た。
市教委によると、職員は今年1月15日午後8時半ごろ、同市東大道町の路上で意味不明の大声を発し、住民の通報を受けた大分中央署員に事情を聴かれ、 脱法ハーブの使用を認めたという。
男性職員は翌日から2月2日まで精神科に入院。症状が落ち着いた4月12日に市教委が事情を聴いた。職員はストレスや体調不良が重なっていた1月10日 にインターネットを通じて脱法ハーブを購入し、同15日を含めて数回吸引したことを認め、「悪いことという認識はあった。反省している」と話したという。