<ヘロイン密輸>タンザニア国籍の容疑者、関空で逮捕
ヘロイン約3キロ(末端価格約1億8000万円相当)を密輸しようとしたとして、大阪税関関西空港支署と府警関西空港署は10日、タンザニア国籍の無職、 リンデ・フセインシハバ容疑者(49)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕、大阪地検が同法違反などの罪で起訴したと発表した。関空のヘロイン押収量として過去 2番目の多さという。
起訴内容は4月19日、タンザニアのダルエスサラームからカイロ経由で関空に到着した際、二重底にしたスーツケースにヘロイン(3.011キロ)を隠し て持ち込もうとしたとしている。
入国時の手荷物検査で税関職員が発見した。「ダルエスサラームの空港で、報酬2万ドル(約200万円)でスーツケースを運 ぶよう依頼された。タンザニア産の鉱石を運んだだけ」と否認しているという。