マンションから逃走の男 覚醒剤所持容疑で逮捕
19日午前、警察の捜査員が覚醒剤取締法違反の疑いでさいたま市のマンションの部屋を捜索した際、5階の部屋から逃走し、その後身柄が確保された43歳の男について、警察はおよそ100グラムの覚醒剤を販売目的で所持していたとして逮捕しました。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、住所不定の濱本康孝容疑者(43)です。
警察によりますと、濱本容疑者はさいたま市北区のマンションの部屋におよそ100グラム、末端価格にして700万円相当の覚醒剤を販売目的で所持していたとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
埼玉県警察本部は19日午前8時ごろ、覚醒剤取締法違反の疑いでこの部屋を捜索しましたが、その際、濱本容疑者は5階の部屋からベランダを伝って4階に降り、そのまま逃走しました。
そして、およそ4時間後に埼玉県草加市で身柄を確保され、濱本容疑者が部屋に残したとみられる荷物から覚醒剤や注射器などが見つかったということです。
警察の調べに対し、濱本容疑者は「自分のものではない」と容疑を否認しているということです。
警察の捜索中に逃走されたことについて、埼玉県警察本部薬物銃器対策課の貫井隆夫次席は「地域住民など、関係者に多大な不安感を与えたことは申し訳ないと考えている。今後このようなことがないようにしていく」というコメントを出しました。
via – NHK NEWS WEB