山中で大麻栽培、男2人逮捕
県警組織犯罪対策課と大分東署など5署は11日、県内の男2人を大麻取締法違反の疑いで逮捕し、大麻草約9・3キロ(末端価格4700万円相当)を押収していたことを明らかにした。統計を取り始めた1994年以降、最多の押収量。2人は大分市内の山中で露地栽培していた。いずれも同法違反の罪で起訴済み。
逮捕、起訴されたのは、大分市本神崎、青果店経営浜田利秀(35)、臼杵市海添、無職松井征吾(35)の両被告。浜田被告は同法違反(営利目的所持、単純所持)、松井被告は同法違反(営利目的所持)の罪で3月17日までに起訴された。
起訴状などによると、2人は共謀し、2月4日、浜田被告方で、他人に譲渡する目的で大麻草約9・5キロを所持したとされる。また、同日、浜田被告は自分が使用する目的で、大麻草約37グラム(末端価格約18万6千円相当)を所持したとされる。
大分東署によると、数年前から浜田被告の自宅近くの山中で大麻草を露地栽培していた。種は仕入れていたとみられる。バッズと呼ばれる穂の部分を採り、乾燥させて県内外へ販売していたという。販売ルートなどの実態解明を進めている。
via – OITA GODO SHIMBUN