覚醒剤所持:コーヒー豆に偽装 容疑でナイジェリア人逮捕
コーヒー豆に偽装して密輸された覚醒剤約2キロ(末端価格約1億4000万円)を所持したとして、警視庁などは31日、横浜市保土ケ谷区、自称会社役員、オヌ・サムエル容疑者(52)らナイジェリア国籍の男3人を麻薬特例法違反などの疑いで逮捕したと発表した。
オヌ容疑者が出入りする横浜市内のアパートからは、他に覚醒剤約4キロ(同2億8000万円)を押収した。 オヌ容疑者の逮捕容疑は5月18日、横浜市内のアパートで、コーヒー豆に偽装してケニアから密輸された覚醒剤約2キロを所持したなどとしている。警視庁によると「知り合いから預かったが中身は知らない」と否認している。
警視庁によると、密輸された覚醒剤は、日本人旅行者がケニアで現地ガイドから「日本の友人にコーヒー豆を渡してほしい」と依頼され、持ち込んでいた。覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑でも捜査を進める。