腐敗度がむしろ進行??麻薬対策に強権発動のフィリピン
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は麻薬撲滅に向けて“暗殺部隊”を組織し、対策に力を入れる中で自国の民主的なプロセスを葬ってきた。一方でそのドゥテルテは、汚職をまん延させ、存続させるシステムをいまだ葬り去ることができずにいる。
同大統領の政権下で、フィリピンでは腐敗がさらに深刻化している。世界の汚職や腐敗の問題に取り組む非政府組織(NGO)、トランスペアレンシー・インターナショナルが先ごろ発表した各国の2017年「腐敗認識指数(CPI)」ランキングによれば、フィリピンは前年から順位を13ランク下げ、180か国中114位となった。
フィリピンは麻薬に対する政策にかなり強引に力を入れていますが、それでも撲滅には至らないというのは、どんだけ強い勢力なんでしょうね。ドラッグ市場はそれだけ楽に稼げる市場ということで、かなりの強い抵抗を示しているんでしょう。
国によって麻薬に対する罰則は違いますが、間違ってもフィリピンで手を出したりしないようにお気をつけください。