年商1億ドルの大麻ビジネスを成功させた23歳のCEO

今後、さらに大きく成長する可能性を秘めている大麻業界。
タバコのようにブランド化が進んでいて、嗜好品としてかなりポップに手に入るように変わってきています。
そんな大麻業界ですが、「悪いもの」「違法」というイメージが強かった背景から、ビジネスモデルが確立されておらず、合法となっても限られた店でしか購入できません。
このまだまだアナログだった業界に、少し前から目を付け、早くも成功した人がいるそう。
どんな人なのか、どんなことをしたのか、少し調べてみました。
カリフォルニアで大成功、23歳のCEO
急成長中の合法大麻マーケットにおいて、大麻のブランド化が今後ますます進むことは確実だ。 そんな中、ロサンゼルスのスタートアップ「WebJoint」が提供する、大麻ビジネス向けのソフトウェアが注目を浴びている。
現在のカリフォルニア州法では、大麻をエンドユーザーに販売することができるのは認定販売店のみで、生産者やブランドはユーザーと直接取引できない。
しかし、WebJointを使うことで、ブランドは自社ウェブサイトで商品をユーザーに向けてアピール可能になり、ユーザーはブランドのウェブサイトから注文できる。実際には、ブランドと連携する販売店からユーザーに届けられる仕組みだ。
「我々は、大麻業界にこの技術が欠けていることに気づいていた。(実現するまでには)多くの反対にもあったけれどね」
弱冠の23歳のWebJointの CEO、クリス・デロリオはそう語る。
デロリオは今から4年前の2014年10月、高校の同級生ハイラート・アブラハミアンとともにWebJointの前身であるCodeKush.comを立ち上げた。
やがて二人は、とある大麻販売店の在庫・顧客データの管理システムを作ったことがきっかけで、大麻業界に進出。そこで二人は、ブランドとユーザーをつなぐ手段の不在に気づいたという。
現在、WebJointが処理する年間の取引額は1億ドル(約112億円)。
WebJointによると、同社がデータを管理する大麻ユーザー110万人の半数以上を占める40代以上の人々は、大麻に違法薬物のイメージを持つ人が多く、店頭で買うよりもデリバリーを好む傾向があるという。
アブラハミアンは「大麻業界のグレーな印象を払拭したい」と語る。二人はいずれ、カリフォルニア州だけでなく他の州のシステムにも対応するビジネスモデルを構築するつもりだ。
参照:https://forbesjapan.com/articles/detail/23683#
ユーザーの気持ちを酌んだ大麻ビジネス
確かに、合法とはいえ店に買いに行くのは気が引ける、どこか後ろめたさがあるという、ユーザーのニーズと矛盾にバチっとハマっていますよね。
ネットで注文すれば、次の日には手元に商品が届くという便利な現代。
近い将来、SNSのアプリなどとも連携し、もっと手軽に誰でもスマホで購入できるという時代になるのでしょうか。