違法薬物「ニャオピ」ってなに。

今、南アフリカで「ニャオピ」という違法薬物が流行っているらしいのですが、ご存知でしたか?
ヘロインをもとに、何やら色々と混ぜられているようで。これの中毒者が続出し、亡くなってしまう方も多いのだとか。
ニャオピとは
「ニャオピ」はヘロインにHIV治療薬やネズミ駆除薬などを混ぜた違法薬物で、南アフリカで多くの命を奪っている。
密売人は、警察に賄賂を渡すことで逮捕を逃れているという。
引用:https://www.bbc.com/japanese/video-47054382
南アフリカで流行は必然?
ヘロインの元が、モルヒネだということはご存知の方が多いかと思います。
モルヒネは医療の現場ではなくてはならない鎮痛剤ですが、これが悪用され違法薬物であるヘロインが今も世界中のいたるところで、悪人たちの手によって製造されています。
そして、製造する過程、売買する環境は、やはり先進国よりも発展途上国の方が容易だということがわかりますね。
例え、密売現場が警察に見つかったとしても、賄賂を渡すことで逮捕されずに済んでしまうわけですからね。
ご想像の通り、貧困などの理由で学校に行けずに大人になる人が沢山いるであろう、発展途上国ですから、危険性を理解していないまま手を染める人が大勢いるのだと思います。
環境も劣悪だということが想像できますね。町中で売買が行われ、周りの大人たちがハイになる姿を日常的に見ている子供たち。いけない事だと理解している人がどれだけいるのでしょうか。