ベルギーからペースト状の大麻を密輸したとし涌井祐太郎容疑者(26)ら3人を逮捕
ベルギーから大麻を密輸したとして、県警薬物銃器対策課と大宮西署、東京税関は4日までに、大麻取締法違反の疑いで、日高市下鹿山、無職涌井祐太郎容疑者(26)と、同市中鹿山、無職武蔵純容疑者(26)=いずれも麻薬特例法違反容疑で逮捕=を再逮捕し、東京都中野区上鷲宮1丁目、自称フリーター千葉安泰容疑者(25)を逮捕した。
3人の逮捕容疑は10月29日、ブリュッセル市内の郵便局から、ペースト状の固形大麻約185グラムを涌井容疑者の自宅に郵送させた疑い。
同課によると、大麻は段ボールに入ったクッキーの菓子箱12箱のうち3箱、菓子袋2袋のうち1袋から計5個、ビニール袋に包まれた状態で成田空港の税関職員に発見された。キャラメル色や濃い緑色で、バターのような形状。密輸でペースト状の大麻が見つかったのは全国初という。
涌井容疑者らは「身に覚えがない」などといずれも容疑を否認。3容疑者ともベルギーへの渡航歴はなかった。同課は組織的犯行の可能性も視野に捜査を進めている。